わからないことがあったら、たいていは番頭さんに聞いております。 うむ。便利便利。一家に一台。一応、専門家のハシクレらしいです。 最近「番頭さん」という呼び名が定着してきたみたいだから、私は「おかみさん」とでも 呼んでもらいましょうか。

で、毎日、メークの人に「昨日はちゃんと１２時前に寝れましたかあ」なんて聞かれて 苦笑してます。もう、ばればれ。

８時に起きて、９時ごろ明治座について、楽屋の花に水をあげたりして、 着替えてメーク室に入るのが９時４０分ごろ。 それからメークして、挨拶に来てくれた人なんかにおはようございまーすなんて言って、 あっという間に１１時の開演。メークはあんまり濃くしてないけど、 独特のメークなので、ちょっと時間がかかるの。 遅れたらとてもとても大変なことになります。 現代劇だったら、出番に間に合いさえすればちょちょっとメークして出ることができるけど、 今回はそんなわけにいきません。だから毎日、必死に早く寝ようとしてるんだけどなぁ。 うまくいかないね。下手に二度寝なんてして遅れそうになるよりはよっぽどいいけど。

でも、私にとっては、理性と本能ってあんまり分かれてないんです。 いつも思うとおりに行動してるからね。ひとのことを考えて行動することだって、 それは自分のやりたいことだから本能なのかな。 だから「本能」に対する「理性」っていうコトバで定義されるような理性って持ってないのかもなー。

でね、「坊ちゃん」なんですよぉ。 正直に言って、わたくし、読んだことありません。 だってさ、名作と言われる小説なんですから、 わたしごときが読まなくたって、たくさんの人が読むじゃないのっ。 小学校とか中学校のときは、もっぱら、ひとの読まなそうな本を 選んで読んでましたねー。

私が読んだ小説の中で、すっごい感動して波だが止まらなかったのは、 ええと、ええと、ええと、その家のおじいちゃんがボケちゃう話って なんて題名だっけ？、、、、と、３分間考えてようやく思い出しました。 「恍惚の人」有吉佐和子？著。これは感動しましたよ。 機会があったらぜひ読んでみてください。 ぜんぜん芸術的な表現じゃなくて、むしろ淡々と現実的に語られるのだけど、 それだけに、とてもとても心に染みるものがありました。

さて、話を「坊ちゃん」に戻しますが、私は読んだことがないので、 今のお芝居が終わったら早速読まなくちゃ。 今まで読んだことがないなんてのを正当化するわけじゃないんじゃなくて、 正当化してるんですが、やっぱね、ああいった名作と呼ばれる小説は コドモにはわからないんじゃないかなあ。小学生のときに無理に読まされたってダメ。 大人になってから読むと、子どものころわからなかった面白さがわかるんじゃ ないかなあ。...と、ちょっと「坊ちゃん」を読むのを楽しみにしています。 みなさんもどうですか？夏休みだし、いっちょ、 「夏休み読書大会」なんてやってみましょうか？ みんなで「課題図書」を読んで、感想文を書くの。どう？

４年に１度しかなくて、しかも、ほとんどの競技は一瞬の一回で 終わっちゃうんですよ。選手のひとたちは、その一瞬のために ４年間とか一生をかけているわけなんですよね。 私だったら、そのプレッシャーだけでもうだめですよ。 勝たせてあげたいねー。ほんとに。

でも、結構、非常識なひとっているんですよね。 ちっちゃいわんこだと、うんちもかわいいもんなんだけど、 そういう犬の飼い主に限って残して行っちゃうひとがいる。 いくらうんちが小さいったって、道端に放置していいような ものじゃありません。そんなもの、踏んだ日には、 その日一日不快な気持ちになっちゃいます。 そういうのを残していくひとがいるから、犬の飼い主はみんな悪いんだってことになっちゃう。 公園からも追い出されちゃう。まったく。 こないだなんて、そういう落とし物の近くを通ったら、 「このうんち、その犬のじゃないの？」なんて言われました。 「私はちゃんとうんち袋持ってますよ」って言ってやったけどね。

こないだ、るみさん（榊原るみさん）が、スシ酢に野菜スティックをつけたのを 持ってきてくれました。さっぱりしておいしかったな。スシ酢って、 お寿司を作るために最初から砂糖とかダシ？とか入れてあるやつって 売ってるでしょ？あれに、ちょっとだけ鷹の爪を入れて、 細くきった野菜をつけて、一晩冷蔵庫に入れただけ。 あまくてすっぱくて、ちょっと辛くて、おいしい。 あれはグットアイデアです。試してみてね。

どうして右が下なのかな。 右が壁になってて、そっちを向いてる方が落ち着くからかもしれない。 左を下にすると心臓を圧迫して寝づらいって言うしね。